「Xマスツリー、食べないで」 ベルギー当局が異例の警告
【パリ共同】「クリスマスツリーは食べないで」―。環境保護に熱心なベルギー北西部ヘント市がクリスマスツリーのリサイクル方法として食用にすることを提案したところ、ベルギー当局から待ったがかかった。同国の食品安全局は8日までに「安全が保証されていない」と異例の警告を発し、食べないよう促した。地元メディアが伝えた。 市は先週、北欧の伝統だとして、クリスマスツリーから針葉を抜き取り、湯通しして乾燥させる「レシピ」をサイトで紹介、波紋を呼んだ。 これに対し食品安全局の担当者は、クリスマスツリーには農薬が使用されている可能性が高く「食用が安全であることを保証する方法はない」と反論した。