コンテ監督がトッテナム指揮時代を回想「最大限の力を引き出した」
ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督が、トッテナム指揮時代を振り返った。29日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。 今夏からナポリの指揮官に就任したコンテ監督は、29日に行われたセリエA第10節のミラン戦に2-0で勝利を収めたことで、8勝1分け1敗の勝ち点「25」で首位を快走している。 これまでユヴェントス時代の2012~14年にセリエA3連覇を達成したほか、2017年にはチェルシーで、さらに2021年にはインテルでもリーグタイトルを獲得しているコンテ監督は、今季はナポリでもタイトル獲得に期待がかかっている。 そんななか、2021年11月から2023年3月まで率いたトッテナムでのみ苦戦した理由について聞かれたコンテ監督は『DAZN』で「期待があることはわかっているけど、困難なところに行くとね…」と語りながら、トッテナム指揮時も成功していたとの考えを強調した。 「トッテナムでは信じられないほどよくやったと思う。私が就任した時は9位だったけど、チャンピオンズリーグに出場を果たした。個人的な理由で私が去った後の2年間、彼らはチャンピオンズリーグに出場することができていない」 「そこでも多くのことを達成したと思う。奇跡を期待する人がいるならば、スピードを上げてチームから最高のものを引き出すことはできるけど、それだけで必ずしも勝てるということではない。私はトッテナムのチームからは最大限のものを引き出したと思うよ」
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