広島・新井監督 隅田に脱帽「いいピッチングされた」末包けん制死に「そこはなんてことはない」
「西武5-0広島」(12日、ベルーナドーム) 広島は今季11度目の完封負けで連勝は2でストップ。先発の森下が今季最多の5失点。打線も西武・隅田の前に4安打と抑え込まれ、交流戦は7勝7敗の勝率5割に逆戻りとなった。以下、新井貴浩監督との一問一答。 【写真】西武打線につかまった森下 苦しそうに汗をぬぐう ◇ ◇ -隅田は制球がアバウトだったと思うが、打者はどこにてこずったか? 「彼の場合は四隅のコントロールというより奥行きで勝負するピッチャー。あのチェンジアップはなかなか見られないすごいチェンジアップなので、今日は左バッターに行ってもらった感じかな。対戦が少ない中であのボールを捉えていくのは厳しいと思う。その中でストライク先行でいいピッチングをされたなと思います」 -二回2死二塁で末包がけん制死。 「気は抜いていなかったと思うけど、リードはしっかり取っていたから。何かあったら次行ってやろうとリードをしっかり取っていたので、あれを最初からリードを狭くしてアウトにならないところにいるとか、安パイなところでリードしていたら、間一髪のところでホームにかえる、かえれないになるから。ホームにかえるというちょっとのところを攻めて、リードをいっぱい取っていかないと。だから、そこはなんてことはない」