「イボ」実は皮膚がん?受診が必要なサイン2つ 日光を長い間浴びて、放置すると危険な状態に
痛みやかゆみはなく、放置してもまれに自然に治る場合もあるが、多発して治るまで時間がかかることもある。 ■手洗いなどで感染対策を 感染予防のためには手洗いが大事で、家族間などでのタオルの共用を避けるといったことが基本になる。 ありふれたウイルスなので接触を完全に避けるのは難しいが、肌荒れに対するスキンケアを行うなどして、可能な限りイボを予防したい。 (取材・文/中寺暁子) 川端皮膚科クリニック 川端康浩医師
1987年、国立佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)卒。同年、東京大学医学部皮膚科教室入局。虎の門病院皮膚科、関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)、東京大学医学部附属病院分院皮膚科講師などを経て、2002年に開院。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。著書に『美肌の教科書』(データハウス)
東洋経済オンライン医療取材チーム :記者・ライター