『カードキャプターさくら』『xxxHOLiC』など23作品・約800点を展示 『CLAMP展』を取材
日テレNEWS NNN
漫画『カードキャプターさくら』や『魔法騎士レイアース』『xxxHOLiC』などの作品で知られる創作集団・CLAMPが手がけた原画などを展示する展覧会『CLAMP展』が、3日から9月23日まで東京・港区の国立新美術館で開催されています。開催に先がけて2日に行われたプレス内覧会を取材しました。 【画像】CLAMPの代表作一覧 CLAMPは、いがらし寒月さん、大川七瀬さん、猫井さん、もこなさんの女性4人からなる創作集団で、1989年に『サウス』第3号(新書館)に掲載された『聖伝-RG VEDA-』で商業誌デビューしました。その後、少女誌、少年誌、青年誌で次々と作品を発表。代表作には、『東京BABYLON』『X -エックス-』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『xxxHOLiC』などがあります。
■7つのテーマでCLAMP作品をたどる展示エリア
展覧会では、デビュー作『聖伝-RG VEDA-』から最新作の『カードキャプターさくら クリアカード編』までの23作品・約800点のカラー・モノクロ原画を展示。『C』『L』『A』『M』『P』を頭文字とした『COLOR』『LOVE』『ADVENTURE』『MAGIC』『PHRASE』の5つのテーマが設定された展示エリアに加えて、『IMAGINATION』『DREAM』がテーマの展示エリアを含む、計7つのエリアで構成されています。 入り口を入ってすぐ来場者を出迎えるのは、『C』を頭文字とした『COLOR』の展示エリア。商業誌デビュー作の『聖伝-RG VEDA-』から、最新作『カードキャプターさくら クリアカード編』まで、23作品のカラー原画200点以上が展示されています。CLAMPの表現力の幅と技術の高さを、画材や画風の変遷、表現技法から味わうことができるといいます。 次のエリア『LOVE』は、“CLAMPが描く愛”にフォーカスし、様々な作品の愛にまつわるシーンを集めて展示。続く『ADVENTURE』は、CLAMPのストーリーテラーとしての一面にフォーカスした展示エリアで、代表作『聖伝-RG VEDA-』『東京BABYLON』『魔法騎士レイアース』『X -エックス-』『カードキャプターさくら』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』の6作品の原稿を展示しています。