「判定に一貫性がない」 ライス退場にアルテタ監督は不満「驚くべきこと」
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、判定への不満を口にした。8月31日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 【ハイライト動画】アーセナルvsブライトン プレミアリーグ第3節が8月31日に行われ、アーセナルはホームでブライトンと対戦。38分にカイ・ハヴァーツのゴールで先制したが、49分にデクラン・ライスが2枚目のイエローカードで退場となり、数的不利になると、58分にジョアン・ペドロに同点弾を許し、1-1の引き分けで終了。開幕3連勝とはならなかった。 注目が集まったのは退場となったライスの判定で、1枚イエローカードをもらっている状況から、ブライトンのジョエル・フェルトマンが早めにリスタートをしようとしたボールをライスが蹴ったことで2枚目のイエローカードが提示され、ピッチを後にしていた。 試合後、アルテタ監督は「驚いて、驚いて、驚いた。なぜなら、判定に全く一貫性がなかったからだ」と言及。前半にJ・ペドロがボールを蹴り出した際にはイエローカードが出されなかったことを引き合いに出しながら、判定への不満を口にした。 「前半には2つの事件があったけど、何も起こらなかった。その後、重要ではない場所でボールがデクランに当たった。デクランは振り向き、相手が来ていることに気づかずにボールに触れてしまった」 「ルール上、彼はその判定を下すことができるが、その後にはルール上次の判定を下す必要がある。そうすれば、それはレッドカードなので、10人対10人でプレーすることになる。このことに私は驚いた。このレベルでは驚くべきことだよ」 一方、ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督は「私にとっては明らかにレッドカードだ」とアルテタ監督の主張を真っ向から否定している。 「2つの状況を比較することはできない。ジョアンの最初の状況は明らかにフリーキックであり、静的な状況だ。もう一つのは動的な状況だった。これらのことは決して比較しないでください。サッカーでは2つの状況は決して同じではないので、これらを比較することはできない」
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