運賃はタクシー料金の8割… バス・タクシーのドライバー不足の中、石川・加賀市がライドシェア導入に向け国に申請
北陸放送
3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で観光客の増加が見込まれる中、石川県加賀市ではバスやタクシーのドライバー不足が問題になっています。こうした中、全国に先がけ来月上旬のライドシェア開始に向け、加賀市は国に許可の申請を行います。 【写真を見る】運賃はタクシー料金の8割… バス・タクシーのドライバー不足の中、石川・加賀市がライドシェア導入に向け国に申請 加賀市役所で開かれた加賀市地域公共交通会議には交通機関や市民の代表が出席し、ライドシェア導入に向け石川運輸支局に申請することが了承されました。 加賀市版のライドシェアは、午前7時から午後7時までが加賀温泉駅と主要観光地、レジャー施設など、出発地と目的地を定めての利用です。午後7時から午後11時までは市内全域が範囲になります。運賃はタクシー料金の8割で、運行管理者は加賀第一交通が行います。 加賀市 宮元陸市長 「懸念されておられるライドシェアに関する安全面の話とか、管理の話とかそういうことっていうのは細かいこと色々出てくると思う。手段が成熟していくためにも過渡期だと思うので、それを実証しながら検証しながら進めていくってことになるだろうと思う」 加賀市が行ったドライバーの募集には、これまで10人あまりの応募がありましたが、今後必要とされる50人の採用を目指していくことにしています。
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