自転車ヘルメット着用率、愛媛が2年連続で全国1位に 要因は?
南海放送
先日、愛媛が2年連続で全国1位となったあるランキングがあります。それが“自転車ヘルメットの着用率”です。子どもだけでなく、大人も着用するという習慣が根付きつつあるようです。
21日スタートする秋の全国交通安全運動を前に、きょう松山市で行われた交通機動隊の出動式。 今回の交通安全運動では歩行者の交通事故防止などのほか、自転車のヘルメット着用の徹底に向けた啓発を進めていくということです。
その自転車用ヘルメット、都道府県別の着用率が先週発表され、愛媛県が69.3%と、2位の大分県に20ポイント以上の差をつけ2年連続の1位となりました。 県は、元々着用率が高い中高生に加え、大人の着用が進んでいることが1位の要因ではないかとしています。
松山市内の建設コンサルタント会社です。スタッフ5人が自転車で通勤しています。 建設マネジメント四国 松山営業所 山田久男副所長: 「100パーセントの着用率。社内規定の中でヘルメットを着用しようと」 この会社では、去年1月以降、自転車で通勤するスタッフのヘルメット着用と自転車損害賠償責任保険への加入を社内ルール化しました。 男性: 「被らないと乗ったらいかんという感覚。今は」 女性: 「(自分が被っているの見て)義務化になったからと、親は『被らなきゃ』って」 建設マネジメント四国 松山営業所 山田久男副所長: 「(ヘルメットを)被ってない人に着用してもらうきっかけとして、会社としても少ない社員だけど着用する」 交通機動隊第2小隊 太田幸児小隊長: 「大人の方も高校生の方と同じようにヘルメットをかぶっていただければ、自転車を安全に利用できますのでお願いできたらと思います」