【ホープフルS】ジョバンニが最速上がりで2着「操縦性も証明できた。来年のクラシックが楽しみ」
<ホープフルS>◇28日=中山◇G1◇芝2000メートル◇2歳牡牝◇出走18頭 最内枠のジョバンニ(牡、杉山晴)が中団から追い上げ、2着に食い込んだ。直線で外に持ち出し、勝ち馬を上回る上がり34秒8の末脚を繰り出し、懸命に前を追った。松山騎手は「いろいろ厩舎で工夫してもらったんですが、ゲートを出られませんでした。ただ1番枠だったので中団まで潜り込んで、リズム良くロスなくいい形でした。一瞬やれると思いましたが、なかなか差を詰められなかったです。いい競馬をして距離も対応できると思うし、楽しみです」と収穫を口にした。管理する杉山晴師は「1枠がどちらに出るか期待と不安が半々でしたが、ジョッキーがうまく乗ってくれました。松山騎手の好騎乗でしたし、馬群の競馬もクリア。操縦性の高さも証明できた。来年のクラシックが楽しみです」と先を見据えていた。