【フィギュア】織田信成SP82・04点 全日本へ「フリーはノーミス」誓う/西日本選手権
<フィギュアスケート:西日本選手権>◇2日◇第1日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇男子ショートプログラム(SP) 10年バンクーバー五輪7位の織田信成(37=大阪スケート倶楽部)が、ショートプログラム(SP)82・04点を記録した。 観客の目線をくぎ付けにした。冒頭で4回転-3回転の連続トーループを降りて勢いに乗ると、続くトリプルアクセル(3回転半)、3回転ルッツと次々と着氷。大歓声の中、笑顔で演技を終えた。「すごく緊張はしていたけど、6分間練習のジャンプの感触が良かったので、信じて思い切りいこうと。結果的にそれがいいジャンプにつながったと思う」。納得のいく内容に、充実感を漂わせた。 9月下旬の近畿選手権から体重は約1キロ落ち「体が引き締まった感じがある」。最大の目標に定める全日本選手権(12月19~22日、大阪)出場へ向けて仕上がっており「フリーはノーミス。失敗しない」と誓った。 織田は、22年に9年ぶりに現役復帰。今季をラストシーズンと定めている。【竹本穂乃加】