山田裕貴、午前中からビールぐびぐび「最高…!」 醸造初体験で早くも“貫禄”「麦芽の声に耳を傾けた」
俳優の山田裕貴が19日、東京・恵比寿のYEBISU BREWERY TOKYOで開催された、サッポロビールの『ヱビスブランドPR発表会』に参加した。 【動画】昼間のビール体験にご満悦!?ビールの仕込み体験で笑顔をみせた山田裕貴 同所は、今年4月に開業するヱビスのブランド体験拠点。醸造施設を伴ったブルワリーとなり、1988年の工場移転以来35年ぶりに同ブランド発祥の地でビール醸造が再開される。今年1月からブランドアンバサダーを務めている山田はこの日、現場ユニフォームを着用してビールの仕込み工程を体験した。 現場スタッフのユニフォームに袖を通し、「みなさん、憧れるのをやめましょう」とMLBドジャース・大谷翔平選手がWBC第5回大会の決勝戦前に放った名言も口にしつつ、「“一麦芽入魂”できそうです」と気炎。麦芽に対して「いつもありがとうね、おいしくなってね」と声をかけながら、丁寧に作業を行った。 体験の感想を求められると、「味覚、嗅覚、視覚はもちろん大事ですが、麦芽の声にしっかりと耳を傾けましたし、触感で麦芽の気分や状態を知ることも大切なんですよね」と貫禄ある発言。醸造責任者からツッコまれることを期待したが、スタッフたちが大きくうなずいている姿を見やり、思わず「いやいや…(笑)」と恐縮した。 その後、ヱビスビールの新商品「クリエイティブブリュー シトラスブラン」のグラスが“ご褒美”として手渡されると、思わずにっこり。ひと仕事終えた後のビールに、「最高…!」と舌鼓を打った。 イベントでは、山田が出演する新たなテレビCM『ヱビス「クリエイティブブリュー #03シトラスブラン」篇』(今月20日放送開始)も公開された。養成所在籍時代からビールCMへの出演に憧れがあったという山田は、「俺、ビールのCMをやる俳優になれたんだと、すごくうれしかったです。夢を叶えていただきました」と喜びを伝えた。 同CMでは、山田が最後にカメラに笑顔を向けるシーンが印象的だが、「自然とビールを飲むというシーンだったので、あのシーンは絵コンテにもなかったんです」という。そして「こうやってビールを楽しむこと、おいしさをもう少し伝えられないかなって思って、気づいたら自然とカメラを見ちゃっていたんです」とアドリブだったことを明かし、「完成版を見たら、そのシーンを使ってくれていた。CMで僕の意思を汲み取ってくれたように、きっと普段からこうやって醸造家さんたちの意見、現場の声を採り入れているんだろうなと思いました」と感謝した。 130年以上の歴史を持つ同ブランドに「日夜研究を重ねて来られて、僕らには想像もできないほどの努力があるんだと思う」と敬意を表しつつ、「僕も役にどれだけ思いを乗せられるか、いい作品だと思ってもらえるのかと毎日毎日考えている」と自身の演技論を展開。「なので、すべてを理解できるとは言わないですが、(演技とビール醸造には)通じる部分があると思う」とし、アンバサダーとして「その歴史の1つに乗せてもらえたらと思っています」と意気込んだ。