北朝鮮戦も要注意!? 日本代表が受けた史上最悪のラフプレー(3)強烈タックル→挑発。若きFWが大暴れ
日本代表は今月、FIFAワールドカップ26アジア2次予選で北朝鮮代表との2連戦を控えている。ラフプレーに対する不安の声も挙がっているが、過去にはどれほど危険なものがあったのだろうか。ここでは、日本代表選手を襲った最悪のラフプレーを紹介する。
日本代表対イラン代表 開催日:2015年10月13日(国際親善試合) 試合結果:1-1 ラフプレー概要:清武弘嗣へのタックルと挑発 イラン代表のエースであるサルダル・アズムンは、日本のサッカーファンにもよく知られた存在だ。しかし、良いイメージを抱いている人は少ないかもしれない。 2015年10月13日、イランのアザディスタジアムで行われた日本代表対イラン代表の親善試合は、両者譲らず1-1のドローに終わった。こうした白熱した展開では自ずと個々のバトルも激しくなるが、当時20歳のアズムンのそれは少々度が過ぎていた。79分、清武弘嗣がタッチライン際でボールを持つと、アズムンがかなりの勢いでスライディングタックルを見舞う。結果ボールにプレーしたから良かったものの、タックルした足は上がっていたかつ、足の裏が見えていたため、勢いを考えても清武の足に入っていたら大怪我につながりかねなかった。 だが問題となったのはこの後の行為だ。清武が起き上がりピッチに戻ろうとすると、アズムンが背後からユニフォームを引っ張り挑発。その後振り向いた清武に何か言葉を浴びせ、右手で思い切り日本人選手を叩いた。この一連の流れを見ていた吉田麻也らは激昂し、大型FWに詰め寄っている。結局アズムンにイエローカードが提示され事は収まったが、危うく乱闘騒ぎになるところだった。 上記の通り、この時のアズムンは若干20歳であり、まだ若さゆえの行動だったと片付けることができるだろう。しかし、ここから4年後、アズムンはまたしても日本代表に襲いかかるのである。
フットボールチャンネル