仙台大女子硬式野球部に1年生9人入部…23人全員で競い合う
昨年度発足した仙台大(宮城)の女子硬式野球部に、4月入学の1年生9人が新たに加わった。これで部員数は2年生10人、3年生4人を合わせて計23人。東北地区出身選手も多く集まり、チーム全員で競い合っていく。 クラーク仙台(宮城)から進学した安倍望来(みくる)内野手(1年)は、後輩たちが昨年8月に全国高校女子硬式野球ユース大会で優勝したことに「うれしかったし、刺激を受けました。私も1年から試合に出て活躍したい」。ウェートトレなどこれまでとは違うメニューも多く、「新しい知識を得られるし、成長できる」と前向きだ。同大を選んだ理由の一つとして「将来の夢は教職を取ること。野球を続けながら取れるのがいいと思いました」と先を見据えながら、「早く役割を見つけて貢献できるようになりたい」とまずはプレーヤーとして輝くことを目指していく。 チームは今季、すでに東北地区女子硬式野球リーグ戦で2試合を消化。27、28日には履正社(大阪)などが出場する交流大会・アイリスオーヤマ杯(白石市益岡公園野球場)に参加する。大学勢の公式戦初戦は5月の全日本大学女子硬式野球選手権高知大会となる。 (有吉 広紀)
報知新聞社