兵庫県内5地点で猛暑日記録 豊岡37.9度で全国4番目の暑さに 今年初の熱中症警戒アラート発令も
日本列島は5日、高気圧に覆われ、三重県松阪市では全国で最も暑い39・7度を記録した。全国914地点の観測点のうち、東北から沖縄まで162地点で35度以上の猛暑日となった。兵庫県内も厳しい暑さに見舞われ、豊岡(豊岡市)は全国4番目の37・9度、神戸は34・5度だった。県内は全観測点20地点で30度以上となり、豊岡を含む5地点が猛暑日だった。 【写真】暑すぎて…木陰で信号待ちをする人たち 豊岡では午前8時20分ごろに気温が30度を超え、午後0時半ごろに最高37・9度に達した。ほかに35度以上を記録したのは、和田山(朝来市)36・6度▽生野(同)35・1度▽福崎(福崎町)35・7度▽郡家(淡路市)35・4度-だった。 気象庁と環境省は5日、今年初めて兵庫県に熱中症警戒アラートを発表。エアコンの適切な使用や、こまめな水分補給などを呼びかけた。神戸市消防局によると、同日午後5時の時点で10代未満から90代までの男女23人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。 神戸地方気象台によると、6日の県内は雲が広がり、雨が降る地域もあるが気温は高くなるという。 (門田晋一)