ブラジル7─9月期失業率、6.4%に低下 予想以上に改善
Luana Maria Benedito [サンパウロ 31日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が31日発表した7─9月期の失業率は6.4%となった。4―6月期の6.9%、前年同期の7.7%から低下し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の6.5%も下回り、史上2番目に低い水準を記録した。 発表を受けて、ブラジル中央銀行は来週開く会合で金融引き締めのペースを上げる必要があるとの見方が強まっている。 7―9月期の失業者数は前期比7.2%減の700万人。雇用者総数は同1.2%増の1億0300万人で、統計開始以降で最高となった。 平均賃金は月額3227レアル(559ドル)だった。 30日に発表された9月の正規雇用者数(ネットベース)は24万7818人増え、増加幅は2月以来の高水準となりアナリスト予想の22万7600人を超えた。