１００Ｍバタフライ代表１７歳女子高校生が憧れのバスケ女子代表と再会 五輪メダルへパワーもらった
２６日開幕のパリ五輪に出場する競泳日本代表が１１日、羽田空港から出国した。女子１００メートルバタフライに出場する日大藤沢高３年の平井瑞希（１７）＝ＡＴＳＣ．ＹＷ＝が出発前に取材に応じ「メダル獲得が目標。５５秒６で泳いで、日本記録（５６秒０８）を更新できれば」と語った。 この日は偶然にも、バスケットボール男女の日本代表も羽田から出国。地元の愛知・刈谷市に拠点を置くデンソーの高田真希（３４）は小学生時代からのファンで、試合に駆けつけ「どうしたら大きくなれますか？」と聞き「たくさん食べて、たくさん寝る」とアドバイスをもらったという。日本代表ジャージーに身を包み、まさかの再会。自ら声をかけ交流し「自分の出る種目を聞いてくれてうれしかった」と声を弾ませた。 平井は６月に５６秒３３の自己ベストをマーク。五輪初出場ながら伸びしろは十分で、メダル獲得の可能性も大いに秘める。目標タイムも「メダルまでいきたい」と表彰台を念頭にしたものだ。日本新を通過点とし、堂々の世界デビューを果たす。（大谷 翔太）
報知新聞社
