逆転負けでCL敗退のバルサ…シャビ監督「あのプレーが試合の行方を決めた」「そこから別の試合が始まった」
痛恨のワンプレーとなった。バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は振り返る。「あのプレーが試合の行方を決めた」と――。 【動画】試合の流れを変えたアラウホの一発退場 UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でパリSGと相まみえることとなったバルセロナ。10日に開催された第1戦で3-2の逆転勝利を収め、大きなアドバンテージを得てホームでの第2戦を迎えた。そして前半12分、FWラミネ・ヤマルのラストパスをFWラフィーニャが押し込み、2試合合計スコアを4-2とする。 ホームでの一戦。リードを2点差まで広げ、優位な状況に立ったが、29分のプレーが流れを一変させる。最終ライン裏に抜け出そうとしたFWブラッドレ・バルコラをDFロナルド・アラウホが手をかけて倒してしまい、一発退場。数的不利に陥ることとなった。 ここからはパリSGのペースとなり、40分にFWウスマン・デンベレ、後半9分にMFビティーニャが決めて2試合合計スコアで追い付かれると、16分と44分にFWキリアン・ムバッペにネットを揺らされて1-4の逆転負け。2試合合計4-6とされて準々決勝敗退となった。 クラブ公式ウェブサイトによると、シャビ監督は「あのプレーが試合の行方を決めた。私にはレッドカードはやり過ぎだと思った。そこから別の試合が始まったね」と振り返っている。 「悔しく思っている。なぜなら、我々は組織立ってプレーしていたからだ。シーズンをかけて行ってきた仕事が、主審の決定で終わってしまった」