ロシア勢の中立参加も「反対」 U―23ウクライナ代表監督
サッカーのU―23(23歳以下)ウクライナ代表のロタン監督が24日、ミクニワールドスタジアム北九州で記者会見し、個人の中立選手(AIN)としてロシア選手のパリ五輪参加が容認されていることに「五輪やサッカーは平和の象徴。(ロシア勢が)五輪に出場すれば、攻撃的感情を高ぶらせることになり、ウクライナでの被害がより増えてしまう可能性がある。私は反対だ」と語気を強めた。 ウクライナはサッカー男子でパリ五輪出場権を獲得。ロタン監督は「パリ五輪で素晴らしいプレーをし、いい結果を残すことで戦禍の中にある国民を励ますことができると考えている」と、初出場が決まっている大舞台への思いを語った。