久保建英は何位? ソシエダ年俸ランキング8位。出場数は減ったけど…。ユーティリティ性でチームを支えるベテランDF
いよいよ今週からスペイン1部リーグのリーガ・エスパニョーラが開幕する。日本代表MF久保建英も所属するレアル・ソシエダは昨季6位でシーズンを終えたが、今シーズンを戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年棒にスポットを当てて、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)の選手をランキング形式で紹介する。 ※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『Capology』を参照。順位が並んだ選手はサイトの表示に準拠する。情報はすべて8月13日時点。
8位:アリツ・エルストンド(スペイン国籍) 生年月日:1994年3月28日 23/24リーグ戦成績:15試合0ゴール1アシスト 推定年俸:220万ユーロ(約3.5億円) DFアリツ・エルストンドが、推定年俸220万ユーロ(約3.5億円)で8位にランクインした、 レアル・ソシエダのカンテラ(下部組織)で育ったエルストンドは、現在チーム2番目のベテラン選手だ。現在のキャプテンはミケル・オヤルサバルが務めているが、エルストンドもかつてキャプテンマークを巻いた経験をもっている。それだけイマノル・アルグアシル監督からの信頼が厚く、ピッチ内外でラ・レアルを支えている重要な存在だと言えるだろう。 そんな30歳のスペイン人はセンターバック(CB)と右サイドバック(SB)の両方をハイレベルにこなせる万能性が高く評価されている。直近のシーズンでは徐々に出場機会を減らしており、クローザーが主な役割に。特に昨季は負傷の影響もあって出場試合数が激減し、リーグ戦の先発出場は7試合にとどまった。 しかし、ユーティリティなエルストンドを切り札としてベンチに控えさせておくことで、指揮官はさまざまな事態に対応できる。その強みを発揮できそうな場面が幸か不幸か、今季も早速訪れそうだ。ソシエダは8月のトレーニングで主力CBイゴール・スベルディアが負傷するというアクシデントが発生。いまのところスベルディアが開幕に間に合うのかは明らかになっていないが、大きな痛手であることに間違いないだろう。CBとしてもプレーできるエルストンドがこの苦境を脱するための解決策になるかもしれない。
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