【速報】埼玉県で落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、土砂災害に注意 9日夕方から夜遅くにかけ 大気の状態が不安定に 熊谷気象台が発表
熊谷地方気象台は9日午前10時52分、大雨と雷及び突風に関する埼玉県気象情報を発表した。 【写真】9日正午ごろの埼玉県さいたま市上空。晴れているものの雨雲も湧きつつある
埼玉県では9日夕方から夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒し、9日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。 また、午前11時に早期注意情報が発表されており、埼玉県南部、北部、秩父地方で10日明け方までの期間内に、大雨警報を発表する可能性があるという。 [気象概況] 埼玉県では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みや日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。この状況は、9日夜遅くにかけて続く見込みです。また、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。 [雨の予想] 埼玉県では、9日夕方から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。 9日に予想される1時間降水量は多い所で、 南部 30ミリ 北部 30ミリ 秩父地方 30ミリ 9日正午から10日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、 南部 60ミリ 北部 60ミリ 秩父地方 60ミリ
[防災事項] 埼玉県では、9日夕方から夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。また、9日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。 =埼玉新聞WEB版=