「平社員」の憂鬱と「上層部」の憂鬱。立場によって悩みは違えど、サラリーマン研究員が直面している“現実”
サラリーマンをしています。職種は研究職です。20年ほど前に新卒で採用されてから、同じ会社でずーーっと働いています。研究職ですって?花形じゃん!とも言われたこともあります。もしかすると、この記事を読んでいる方の中には、『子どもが研究者になりたいと言っている』 ・ 『子供を研究職に就かせたい』という方もいるかもしれません。 【漫画】育休復帰後「時短勤務は中途半端だ」と悩んでいた時に救われた言葉とは 分かるような気もします。というのも、研究職に就いているとそれなりに、社会的な見られ方は悪くないのです。「へ~~なんだか勉強してきた人なんだ。」「ちゃんと・しっかりしてるんだ~」と誤解してもらえる時もあります。 ええ。 私は全然しっかりしていませんよ。
たまたま自分が就職活動をしていた時に、同じ分野の企業で採用枠があり、本当に運よく受かっただけ。 大量の企業を受け、ほぼ全ての企業からフラれました。女性という時点で不利な思いをしたことも多々。説明会では男女比は半々だったのに、選考が進むにつれて圧倒的に男性の残る人数が増え…最終選考はオール男性。なんてことも当たり前に行われていた時代。それでも一心不乱に履歴書を送り続け、前を向き、もぎとったのが今の会社でした。 まぁ、今日はそんな『ある研究職(オバちゃん)のたわごと』だと思って、読んでいって下さい。 研究職をしていると年度が終わる1~3月末までは滅茶苦茶忙しい。もちろん会社によると思いますが、予算・次年度の課題・本年の研究のまとめ… ここ最近、ホントに忙しくて、いや待て。最近と言っていいのか。1月からバタバタ中のバタバタで休む暇もない。 でもそんなの関係ねぇ!ええーーい!取ってやる!と休みなんぞ取ってみました。なんせ、ヒラなので。 部下はいません。自分の課題とリーダーをしているプロジェクトの進捗をちゃーーんとやっていれば、ヤンヤ言われることはない。ハズ。でね、私がしているプロジェクトが何だかんだで、佳境を迎えつつあるのです。