猫連続不審死と関連か?松山市内の男子大学生逮捕【愛媛】
猫を痛めつけ路上に捨てたとして、松山市の男子大学生が30日、警察に逮捕されました。 容疑者の自宅からは猫を運んだとみられる袋などが見つかっていて、警察では、8月ごろから市内で相次いでいた猫の不審死と関連があるとみて捜査しています。 警察によりますと、松山市西長戸町の大学生・佐藤彰真容疑者23歳は10月25日の午後、自宅で猫1匹の後ろの両足の根元を折り曲げるなどして傷つけ、瀕死状態の猫を自転車で運び、2キロほど離れた市内の路上に遺棄した、動物愛護法違反の疑いがもたれています。 松山市の総合公園付近では今年8月ごろから猫の不審死などが相次ぎ、警察では少なくとも5体を確認していて、付近を警戒中だった捜査員が新たな猫の死骸を発見して捜査を進めたところ、佐藤容疑者の関与が浮上しました。 警察の調べに対し佐藤容疑者は「猫を痛めつけて弱った猫を捨てたことに間違いない」と容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、今回見つかった猫の死骸には結束バンドが付いていたということです。 また、30日に行われた容疑者の自宅の家宅捜索で、猫を運ぶのに使われたとみられる袋などが複数見つかったということで、警察では佐藤容疑者が一連の事件に関わっているとみて捜査を進めています。