立民・野田佳彦代表が旧文通費公開 産経新聞ではなく夕刊フジ購読も判明「代替手段だ」
立憲民主党の野田佳彦代表は27日、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途を公開した。野田氏は9月に翌月分から公開すると明言していたが、年末までかかった。野田氏は27日、記者団に党本部で「党としてはガイドラインに沿って対応することになるが、私は試行的にチャレンジした」と述べ、今後2カ月に1度公開していく意向を示した。 【年代別でみる】石破内閣を「支持する」が「支持しない」を上回った唯一の年代は? 野田氏は公開が遅れた理由について「改正歳費法の成立を見届けてからの方が、不測の事態につながらないと思っていた。公表には業者などに依頼しなければならないので今日に至った」と釈明した。 公開された領収書から、衆院第1議員会館の野田氏の事務所では、全国紙の中で唯一、産経新聞を購読していないことが分かった。野田氏は「産経新聞は党本部ではよく読んでいる。その代わりに国会事務所では(僚紙の)夕刊フジを購読している。代替手段だ」と説明した。