【アルゼンチン共和国杯 キーマンズトーク】ショウナンバシット・須貝尚介調教師「選択肢が広がる走りを」
伝統のハンデ戦「第62回アルゼンチン共和国杯」は、ここを足がかりにGⅠ舞台に立ちたい面々による戦い。ショウナンバシットは夏の札幌シリーズでV2を決め、今まさに素質が花開こうとしている。待望の重賞初制覇へ、須貝尚介調教師(58)の手応えは―。 ――夏の札幌で2600メートルのリステッド→OP特別を連勝 「ジョッキーがうまく乗ってくれたうえ、洋芝適性が高かったこともあるが、皐月賞5着馬。もともと能力がある。それに心肺能力が高く、2600メートルに延ばしたことで持ち味を発揮できたんだと思う」 ――前走から2カ月ぶり。今週は佐々木騎手を背に坂路で4ハロン54秒0、ラスト1ハロン12秒1 「放牧を挟んで、コースと坂路を併用して順調に乗り込んできた。最終追い切りに騎乗したジョッキーもいい感触だったようだ」 ――今回は舞台が東京の2500メートル 「時計が速くなりそうだし、瞬発力勝負になりそうなので、そのあたりがカギになる」 ――3連勝で重賞初制覇のチャンス 「GⅡだし、ここ2戦とは相手が違う。文字どおり試金石の一戦だろう。これから先の選択肢が広がるような走りをしてほしい」(夕刊フジ)