センバツ2024 近江、初戦は熊本国府 昨秋の九州覇者と 大会初日の第3試合 /滋賀
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、近江は大会第1日の第3試合(午後3時半開始予定)で熊本国府(熊本)との対戦が決まった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 熊本国府は春夏通じて初の甲子園出場ながら、昨秋の九州地区大会で強豪校を次々と降して優勝。打撃力と投手を中心とした守備力が持ち味のチームだ。 近江の大石尚汰主将(2年)は、笑顔で抽選の様子を見守っていたが、くじをひく順番が近づくにつれ緊張した面持ちに。熊本国府との対戦が決まり、「力があるので正直当たりたくなかったが、初戦を突破し日本一を目指したい」と話した。 選手らは学校で休み時間などに抽選結果を確認した。長村健太郎選手(同)は、「対戦相手は九州一なので勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。 近江は9日から静岡県で甲子園に向けた実戦練習を行う。多賀章仁監督は「初戦に向けてけがをしないように練習に励んでいきたい」と話した。【菊池真由】