2025年広島経済の展望は?企業トップに聞く
広島テレビ放送
6日、地元企業のトップらが集まる「新年互礼会」が開かれました。 広島経済をけん引するキーパーソンたちに今年の展望を聞きました。 広島のニュースを24時間配信 広島商工会議所の「新年互礼会」。 池田会頭や湯崎知事など県内の政財界から1280人が集まりました。 ■広島商工会議所 池田晃治 会頭 「本年の干支は巳年となっております。ヘビは脱皮を繰り返すことから 復活と再生を象徴しているともいわれております。巳年にあやかり、本年こそ経済の好循環が実感できる年となることを期待しています」 干支のヘビは、「変化」を表すとも… そこで、「変化」をテーマに今年の広島経済のキーワードを聞きました。 ■ひろぎんホールディングス 部谷俊雄社長 「『確』ですね。確実。今年につきましては、極めて不安定な一年だと思います。そういう中だからこそ、確実に一歩一歩を進めてまいるという観点で、『確』、確実という字を書いています。(広島は)駅前の再開発が完了致しますし、相変わらずインバウンドを含めた旅行需要も強いものがあります。そういう意味において広島は極めて楽しみな地域だと考えています」 「ゆめタウン」などを展開するイズミは… ■イズミ 山西泰明社長 「今年はうまく脱皮をして将来に備えて土台ができる年にしたいなと。(物価高により)お客様にとっては、今が一番しんどい、不安を感じる時ですので、少しでもお客様のニーズに対して応えられるられるように、さらにコストダウンができるような形ができることをやっていわゆるPB商品というものを開発をしていきたい」 マツダは6日、電気自動車用の電池の工場を山口県岩国市に建設すると発表しました。電動化を加速させる1年となります。 ■マツダ 毛籠勝弘 社長 「我々は(取引先を含め)、もの作りの広島として、チームとしてですね、みんなが持続していけるような変革に共にチャレンジをしていく、そういった年になるかなというふうに考えております」 JR広島駅には3月、新しい駅ビルが開業します。夏には路面電車も乗り入れ玄関口が生まれ変わります。 ■JR西日本 広島支社 広岡研二 支社長 「”にぎわい”。広島にとっても、今の言葉で行くと変化を与える施設になるんではないかなあと思ってますので、多くの方にお越しいただいて、ぜひこの広島に賑わいというものをどんどん活性化させるようなことに努めてまいりたいと思っています」 広島電鉄の仮井社長は… ■広島電鉄 仮井康裕 社長 「”結(けつ)”ですね。ターミナルと街の中心部を結ぶ、という年になると思います。結ぶということをキーワードに街づくりにみんなで努力していきたい」 去年、新スタジアムで過去最多の入場者数を記録した、サンフレッチェ広島の久保新社長は… ■サンフレッチェ広島 久保雅義 社長 「(2位は)すばらしい成績ではあるんですけど、やはり優勝したかったというところもありますので、チームとしても攻める。 (事業の面でも)昨年以上の成績、事業拡大をしてきたいと思いますので、それに対して攻めていきたい」 広島経済界のリーダーたちがどう手腕を発揮するのか。注目です。