セレーナ・ゴメス、腸疾患を公表し体型批判コメントに反論 「嫌になる」
セレーナ・ゴメスが、Netflixの新作映画『エミリア・ペレス』のプロモーションとして最近出席したレッド・カーペット・イベントでの姿勢について一部のファンからコメントを受けた後、自身が苦しんでいる病状を明らかにしたと報じられている。 米エルによると、先週米ロサンゼルスで開催された【アメリカン・フレンチ・フィルム・フェスティバル】での同作のプレミア上映で、歌手/女優/実業家である彼女がカロライナ・ヘレラの黒いロングスリーブ・ドレスでレッド・カーペットを歩いた際、両手を腹部に当てたポーズで自分の体を隠そうとしていたのではないかという疑問がTikTokに投稿された。 このコメントを読んだ後、セレーナはコメント欄で反応し、自身のボディ・ランゲージについて説明したそうだ(このTikTok投稿そのものがその後削除された)。憶測のコメントについて彼女は、「こういうの嫌になる」と書き込み、「私は小腸にSIBO(シーボ、小腸内細菌増殖症)を抱えている。症状が再発するの。自分が棒人間のように見えないからといって私は気にしていない。そんな体型じゃない。ただそれだけ。いいえ、私は被害者じゃない。生身の人間なの」と続けた。 メイヨー・クリニックによると、SIBO(小腸内細菌増殖症)は、「小腸内の細菌全体の異常な増加、特にその消化管部分では通常見られない種類の細菌の増加」が原因で、ブラインドループ症候群(盲管症候群)とも呼ばれることがある。この症状は、患者の腸が脂肪、炭水化物、タンパク質の効率的な吸収に苦労しているときに起こり、身体にダメージを与え、骨粗しょう症や消化管内の細菌過多を引き起こし、下痢、体重減少、栄養失調につながる可能性がある。 セレーナは過去にも自己免疫疾患であるループス(全身性エリテマトーデス、SLE)など、他の健康問題についても公にしてきた。2017年には腎臓移植を受け、数回の化学療法も受けた。米ビルボードはセレーナのコメントを求めたが、広報担当者から締め切りまでに返答はなかった。 セレーナは、スペイン語ミュージカル『エミリア・ペレス』でゾーイ・サルダナと共演している。この作品は現地時間2024年11月13日から北米にてNetflixで配信される。