【明治神宮大会】来秋ドラフト上位候補の創価大・立石正広が逆方向へ大会第1号となる先制2ラン
<明治神宮大会:創価大8-4佛教大>◇大学の部1回戦◇20日◇神宮 6年ぶり12度目出場の創価大(関東5連盟第1代表)が佛教大(関西5連盟第2代表)に勝利し、17年以来7年ぶりの初戦突破を決めた。 来秋ドラフト上位候補の創価大・立石正広内野手(3年=高川学園)が大会1号となる逆方向への先制2ランを放ち勝利に貢献。3安打2打点で、全国大会でも存在感を示した。 初回1死二塁から141キロ直球を捉えた。滞空時間の長い打球は右翼席へ。「力みなく良いスイングができた」と手応えを口にした。第2打席では、あと少しで本塁打かという右翼フェンス直撃の二塁打。第3打席では左前打を放った。 バックネット裏では複数球団が視察。楽天・井上純スカウト(54)は「リーグ戦では内角攻めを受けて崩されていたが、市長杯のフェンス直撃の1本から彼らしい打撃が戻ってきた。(先制2ランを見て)あれでも詰まっていたけど、やはり逆方向へ飛ばせる力が魅力」と話した。