『虎に翼』『おちょやん』『スカーレット』 “12歳の実力派”毎田暖乃と朝ドラの深い縁
『妻、小学生になる』で石田ゆり子と“2人1役”を演じた毎田暖乃
また、毎田は『妻、小学生になる』で演じた白石万理華役も印象深い。万理華は、愛妻家の圭介(堤真一)の亡くなった妻の魂が体に入った子供で、小学4年生ながら、時折、圭介の妻らしい大人びた言動を見せた。その巧みな演じ分けが話題となり、毎田の名は多くの人に知られることになったのだが、この圭介の妻・貴恵を演じていたのが、『虎に翼』で寅子の母・はる役を務めた石田ゆり子なのである。これからも続くであろう、毎田と“朝ドラ”の不思議な縁にも注目していきたい。 新潟での暮らしの中で、優三から穏やかで優しい性格を受け継ぎ、寅子から頭のキレとはっきりとものを言う性格を受け継いだところが見受けられた優未。成長した優未はどんな少女となり、どんなことを経験をしていくのだろうか。そして、そんな優未を毎田がどのような演技で魅せていくのかをとても楽しみにしている。
久保田ひかる