『虎に翼』『おちょやん』『スカーレット』 “12歳の実力派”毎田暖乃と朝ドラの深い縁
娘・優未(竹澤咲子)との関係を改善することをひとつの目標に、新潟に異動した寅子(伊藤沙莉)。最初は、“スンッ”とした優未にどう接したらいいかわからなかった寅子だが、優未との時間を増やしたり、父である優三(仲野太賀)のことを話したりした結果、優未も東京の猪爪家で見せていたような明るさを寅子の前で見せるようになった。寅子と優未の親子の絆ができ始め、寅子は裁判官としての経験も積んだ。NHK連続テレビ小説『虎に翼』は、8月12日に放送が開始される第20週で「新潟編」から「ふたたびの東京編」へ。それに伴って、優未も成長し、毎田暖乃が登場する。 【写真】似てる!? 伊藤沙莉と並んだ毎田暖乃 『妻、小学生になる。』(2022年/TBS系)や『あなたのブツが、ここに』(2022年/NHK総合)への出演で知られる毎田は、2011年生まれの12歳。芸能活動をはじめたのは、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年度前期)を観たことがきっかけで、今後の目標としてもNHK大河ドラマへの出演と朝ドラのヒロインを掲げている。そんな“朝ドラ愛”のある毎田は、12歳にして『虎に翼』が3作目の朝ドラ出演作となる。 “朝ドラデビュー”である『スカーレット』(2019年度後期)では、ヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)の親友・照子(大島優子)の長女・雪子役で出演。『おちょやん』(2020年度前期)では、オーディションで約500人の中からヒロイン・千代(杉咲花)の幼少期役に抜擢。家族思いながらも苦労が絶えなかった幼いころの千代を気丈に、時に繊細に演じてみせた。終盤には千代の姪で養女となる春子役として再登場。この春子は、千代の人生におけるキーパーソンとなったといっても過言ではない。千代は、長年の知り合いである劇場支配人に鶴亀新喜劇への再出演を望まれていたが躊躇していた。だが春子の後押しもあり、千代は最終回で鶴亀新喜劇の公演に1日限りの再出演をしたのだ。 さらに、毎田は2021年に松竹新喜劇の夏まつり特別公演『一休さん』で舞台に初出演を果たした。松竹新喜劇は、『おちょやん』のヒロインのモデル・浪花千栄子がかつて在籍した喜劇劇団なのだ。