“ニュー・クィア・シネマ”の旗手 グレッグ・アラキによる代表的作品がリバイバル公開 『ドゥーム・ジェネレーション』『ノーウェア』デジタルリマスター版
グレッグ・アラキ監督の代表的2作品が待望のデジタルリマスター版でリバイバル公開される。この度『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』『ノーウェア デジタルリマスター版』の予告映像、ポスタービジュアルが公開された。 異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画のあり方に対抗した90年代の〈ニュー・クィア・シネマ〉ムーブメントを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られるグレッグ・アラキの2作品が、デジタルリマスターされ、さらに、初公開当時、そのストレートな性表現から止むなくカットされたシーンを含むディレクターズカットで劇場公開される。 自身もゲイであることをオープンにし、一貫してティーンエイジャーを主人公にして同性愛者のリアルライフを描いてきたグレッグ・アラキ。そんな彼がプロデューサーからの「異性愛映画を撮ったら制作予算をあげよう」という提案に対し、彼なりの反骨精神あふれるパンクなやり方で、「表向きは”異性愛映画”としつつも、”史上最もクィアな異性愛映画”を作りたかった」と語る『ドゥーム・ジェネレーション』と、「最も野心的な作品」と本人も語る、まるでジェットコースターのようなスピード感で若者たちの〈終末の日〉の一夜を描いた『ノーウェア』。約30年前の作品とは思えないほど、今の私たちの感性を刺激する魅力とパワーを放つ衝撃の2作品がスクリーンに蘇る。 『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』 は2024年11月8日(金)より、『ノーウェア デジタルリマスター版』は11月15日(金)より全国順次公開。 ©1995 UGC and the teen angst movie company ©1997. all rights reserved. kill.
otocoto編集部