山崎賢人「キングダムは本当に宝物です」大沢たかおと共に、日本各地を巡る舞台挨拶ツアーを実施<キングダム 大将軍の帰還>
山崎賢人が主演を務める映画「キングダム 大将軍の帰還」が7月12日(金)に公開されることを記念して、山崎と大沢たかおが名古屋、大阪、福岡をめぐる「~信と王騎が帰還する!~キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアー」が6月22日(土)-6月24日(月)に開催。各地のゲストとして岡山天音、新木優子、要潤も登場した。 【写真】7000人のファンに向けて、拳を掲げてアピールする山崎賢人、大沢たかお、要潤 ■名古屋で山崎賢人と岡山天音が“飛信隊”エピソードを披露 本作は、原泰久による同名のコミックの実写映画版で、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)の物語を描いたシリーズの4作品目。 最新作では、前作「キングダム 運命の炎」(2023年)から続く、隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれ、大沢は秦国の総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎を演じる。 キャンペーン1日目となる6月22日(土)に、名古屋へと向かった山崎と大沢。前年の「運命の炎」でのキャンペーンでも訪れた中京テレビ1号公園の野外イベントに加え、今回は109シネマズ名古屋での舞台挨拶(あいさつ)も開催された。 今作が“最終章”ということで、これまでの信との向き合い方を聞かれると、山崎は「20代のほとんどを信と過ごしてきたので、本当に人生そのものです。信と一緒に成長してきたなと思っていて、主演という立場でやらせてもらってますが、大先輩の大沢さんが王騎将軍のようにどしっと構えてくださって、たくさんのスタッフ・キャストに支えられ、そして観てくださった皆さんが一緒に熱くなってくれたからここまでこれたなと実感しています」とシリーズ集大成ならではの想いを吐露した。 また、名古屋では、信と同郷の城戸村出身で、信が率いる飛信隊のメンバーでもある尾平を演じた岡山が登場。サプライズで岡山の名前が呼ばれると歓声が沸き起こり、登場した岡山が「キングダム今回、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー」と名古屋弁で挨拶すると、会場は大いに盛り上がった。 今作での冒頭、飛信隊とほう煖の一戦のシーンを振り返り、岡山は「信が圧倒的なリーダーとしていつも先陣を切ってくれていたので、なかなか信を守る場面ってなかったので台本読んだ時からとっても胸が熱くなりましたし、飛信隊のみんなで何回も頑張って撮影しました」とコメント。 それに対して、山崎は「信よりもあまり強くない飛信隊のメンバーが盾になって守ってくれるところが原作でもすごく好きなエピソードで、気絶していなきゃいけないシーンなのに感動して思わず涙が出ちゃいました」と飛信隊との繋がりを感じるエピソードも披露した。 ■大阪では大沢たかおと新木優子が信頼関係の強さを発揮 キャンペーン2日目となる6月23日(日)、山崎と大沢は大阪のTOHOシネマズ梅田に登場。 大阪でのイベント開催について、大沢は「TOHOシネマズ梅田が我々のホームであるし、帰還したような気持ちでこのスクリーンにいます。みなさんはお客さんでもあるけど僕らの仲間だと思ってるので、すごくワクワクして登壇してます」と語った。 2人が互いの関係性への変化を尋ねられると、大沢は「ただでさえかっこいいのにどんどん男らしく体も筋肉質になっていって。信の成長と同じように山崎賢人という俳優がかっこよく成長していく姿を横で見れて本当に素晴らしい7年間だったなと思います」と語り、山崎も感激の様子を見せた。 そして大阪では、大沢演じる王騎の妻になるはずだった謎の将軍・摎役の新木が登場。サプライズ登場でボルテージが最高潮となった会場で、新木は「本日は、ほんまきてくれてありがとう」と大阪弁であいさつした。 シリーズを通して7年近くアクションに携わっている山崎は新木のアクションの感想を聞かれると「地上でのアクションですら大変なのに馬の上に乗ってやっていてめちゃくちゃかっこよかったです!キングダムの中で数少ない女性の将軍なので、心の強さの部分も含め、摎!最高でした!!」と絶賛。 そして今まで見たことのない王騎の人間らしさと対峙する新木は、今回初共演の大沢について「王騎としての大沢さんと初めて対峙した時に、迫力であったり温かく包み込んでくれる空気感が大沢さんから滲み出ていて、難しいことを考えずに現場で王騎と摎として向き合うことができたのは、大沢さんの存在のおかげだなと思いました」とコメント。 大沢も新木の印象を「王騎にとっては大事なシークエンスになるので、1作目から摎との共演をずっと楽しみにしていました。そこの現場にいたのは新木さんではなく間違いなく摎で心が震えましたね」と語った。 ■福岡では要潤も登場し、“最終決戦 出陣式”を実施 キャンペーン最終日の6月24日(月)は原作者・原氏のゆかりの地でもある福岡へ。王騎の副官である騰を演じた要潤も加わり、JR博多駅前広場のバルコニーで“最終決戦 出陣式”が実施された。 当日の朝4時に情報が解禁されたのにも関わらず、会場には7000人ものファンが集結。3人の登場の瞬間には、割れんばかりの歓声が博多駅前に響き渡った。 その後は、JR博多シティ内T・ジョイ博多にて、上映舞舞台挨拶を開催。バルコニーでのイベントを振り返って、大沢は「なかなか映画のイベントで7000人に迎えられるってほぼないと思うんですが、それもこの作品のすごさ、ひいてはそれを率いる山崎くんのすごさであって、それを肌で感じられて福岡に来られてよかったなと思います」と話した。 福岡からキャンペーンに参加した要は、「今日はようきんしゃったね。ばりうれしかよ~」と博多弁を披露。また、1作目から大沢演じる王騎に仕えてきたことについて、「今回初めて王騎軍として戦場へ向かうシーンがありました。王騎は本当にカリスマ性があって最強なキャラクターで、どう演じられるのか後ろから見ていましたが本当にかっこよかったです」と大沢を称賛した。 そして、改めてキングダムという存在について聞かれた山崎は「キングダムと信から自分自身がパワーを貰いながら、人生そのものという感覚で約7年やってきました。(キングダムは)本当に宝物です」と熱いメッセージを寄せた。 ■各地のファンから寄せられたメッセージボードが登場 3日間のキャンペーンの締めとなる福岡イベントの中盤では、今回の3都市でのイベントに参加したファンが寄せ書きしたメッセージボードが登場。 各地のファンから届けられた膨大な量のメッセージを受けて、大沢は「感謝しかないですね。さっき賢人も言っていましたが、自分たちが作っている側だと思っていたけど、シリーズを重ねて観てくれている人も同じキングダムのチームみたいになってきた。それを今日こういう形で見せてもらったのは感無量です」とコメント。 山崎は「めちゃくちゃうれしいです。これだけ皆さんに愛してもらっているのはうれしいですし、本当に今パワーをもらいました。ありがとうございます!」と話した。 そして、今回の3日間のイベントを振り返って、大沢は「シリーズ4作を通して初めて公開前に皆さんへの感謝と4作目ができたという報告にお邪魔させてもらって、来てよかったと本当に思うし、これまで応援してくれて心から感謝しています」と語り、山崎も「今回3都市を大沢さんと一緒に回れたこともすごくうれしかったですし、各都市で逆に皆さんからパワーを貰って、今まで一緒になってキングダムを愛し、盛り上げてくださったことを感謝しています」と感極まった様子で語った。 ※山崎賢人の崎は正しくは「立つ崎」