新天地ドジャースで公式戦デビューした大谷翔平（MLB Advanced Media）

　日本時間3月20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームでドジャース対パドレスの開幕戦が行われており、MLBの2024年シーズンがスタート。大谷翔平（ドジャース）の新天地デビュー戦としても注目される一戦は、序盤の3イニングを終了してパドレスが1対0でリードしている。大谷とダルビッシュ有（パドレス）の対戦は、日米を通じて初めての対戦となった1回表の第1打席がショートゴロ、3回表の第2打席はライト前ヒット。その後、大谷は二塁への盗塁を決めてチャンスを作ったが、チームの得点にはつながらなかった。 【動画】ドジャースの大谷翔平が今季初安打を放つ（MLB.comより） 　自身4度目の開幕投手となったダルビッシュは、1回表先頭のムーキー・ベッツに四球を与え、無死1塁の状況で大谷を迎えることに。日米を通じて初めての対戦ということもあり、大きな注目を集めた両者の対決は、大谷がカウント2－1からの4球目を打ち、ショートゴロに倒れた。ダルビッシュは2回まで無失点。ドジャース先発のタイラー・グラスノーも2イニングを無安打に抑える上々の立ち上がりとなった。 　3回表、ダルビッシュは二死走者なしの場面で大谷と2度目の対戦を迎え、今度はカウント2－2からの5球目をライト前に弾き返した大谷に軍配。この直後、大谷は今季初盗塁を決めた。ダルビッシュはここから二者連続で四球を与え、二死満塁とピンチを広げたが、マックス・マンシーを空振り三振に仕留めて無失点。グラスノーは3回裏一死3塁からザンダー・ボガーツに先制タイムリーを浴び、試合は3回を終了してパドレスが1点をリードしている。