岐阜市役所で消防訓練 職員が初期消火などの手順確認
岐阜市役所で24日、火災の発生を想定した消防訓練が行われ、職員らが初期消火やけが人の搬送など手順を確認しました。 岐阜市では、市役所での消防訓練を毎年行っていて、今回は地震によって2階の食堂から出火したという想定で、職員ら1100人余りが参加しました。 このなかでは、負傷者役の職員を救護所まで担架を使って運んだり、三角巾を使った応急処置を学んだりしたほか、消火栓と消火器を使って火元に見立てた場所に向けて放水し、初期消火の流れを確かめました。 訓練を終えて柴橋正直市長は「来庁者の中には車椅子を使うなど配慮が必要な人がいるので、いざという時には避難の誘導や補助をお願いしたい」と呼びかけました。