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「妹が負けてしまった…苦しい一日だった。兄としてやるしかないという想い」阿部一二三、 妹・詩の敗戦に胸の内を明かす… 苦しさ乗り越え連覇！【パリ五輪】

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THE DIGEST

柔道男子66キロ級の阿部。(C) Getty Images

　パリ五輪は現地７月28日、柔道競技の２日目が行なわれ、男子66キロ級では日本の阿部一二三が優勝。五輪２連覇を果たし、前日の女子48キロ級・角田夏実に続く金メダルを獲得した。 【画像】見事な金メダル＆五輪連覇！ 柔道男子66キロ級・阿部一二三を特集！ 　決勝でブラジルのウィリアン・リマと対峙した阿部は、開始から積極的に技を繰り出し試合を優位に進める。そして、１分45秒すぎ、阿部は技ありを奪うと、２分30秒過ぎにはさらに技ありで合わせ技で一本勝ち。頂点を掴んだ。 　フラッシュインタビューに応えた阿部は、「最高の想い。この３年、東京が終わってから凄い苦しい思い、しんどい思いばかりで楽な道ではなかった。今日妹が負けてしまった。僕自身もすごく苦しい一日になったが、妹の分までやはり兄が頑張らないといけない。苦しかったが、兄としてやるしかないという想いだった」などと語った。 　自身の試合前にともに五輪連覇を狙った妹・詩がまさかの２回戦負け。苦しい胸の内も打ち明けた阿部が、決勝は見事な勝利で五輪２連覇を果たした。 構成●THE DIGEST編集部

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