力石政法、前日計量クリア 世界タイトル奪取の兄・矢吹正道から「めっちゃ刺激もらえた」【ボクシング】
ボクシング６１キロ契約１０回戦（１７日、東京・後楽園ホール）の前日計量が１６日、東京都内で行われ、ＩＢＦスーパーフェザー級３位の力石政法（３０）＝大橋＝が６０・８キロ、対戦相手アルネル・バコナヘ（３０）＝フィリピン＝が６０・５キロでクリアした。３月にイタリアでＷＢＣ同級シルバー王座（日本未公認）戦を制しＷＢＣ６位、ＷＢＯ８位と他団体でも世界ランク高位につける力石は、今回を大橋ジム移籍初戦にして世界前哨戦と位置付ける。 「試合の日が待ち遠しかった。自分の能力をどれぐらい試合で生かせるようになったのか、ワクワクしてます。ＫＯにこだわって、初回から振り回します」 １２日には兄の矢吹正道（ＬＵＳＨ緑）がＩＢＦライトフライ級王座を獲得し世界王座に返り咲いた。自らの試合直前ながらセコンドとして支えた力石は「めっちゃ刺激もらえました。僕も負けてられやんと思いました」と、表情を引き締めた。１７日は兄が後楽園ホールに駆けつける予定だ。戦績は力石１５勝（１０ＫＯ）１敗、バコナヘ１７勝（１２ＫＯ）８敗。
中日スポーツ
