港に「コンテナホテル」オープン 冷暖房完備・支払いは電子決済 観光地や飲食店の活性化に期待【山形発】
山形・酒田市にある酒田港近く、緑地公園エリアに2024年9月、コンテナホテルがオープンすることになった。設置する会社は「港周辺の観光や飲食業の活性化につながれば」と話している。 【画像】建設中の「コンテナホテル」宿泊棟の様子を見る
14棟のコンテナホテルが酒田港に
建設が進むコンテナホテルは、「酒田港東ふ頭交流施設 サカタント」から北西に500メートルほどの緑地公園エリアに、2024年9月にオープンする予定だ。 コンセプトは「キャンプ以上、ホテル未満」。 ホテルについて「この地を楽しむ全ての人への宿泊拠点」と話すのは、GOOD LIFE ISLAND合同会社の松並三男さんだ。 宿泊棟となる「コンテナ」は、幅2.4メートル・長さ6メートル、全部で14棟で、1部屋4人まで利用できる。シャワーやトイレ、ランドリーは共用だが、冷暖房は各部屋に完備される。 1部屋6000円~9000円で利用でき、チェックインは無人で、電子決済やコンビニ決済で支払いを行う。 サカタントを運営する「GOOD LIFE ISLAND合同会社」が事業費1億円をかけて整備するもので、「港周辺の観光地や飲食店の活性化につながれば」と話している。 GOOD LIFE ISLAND合同会社の本間当CEOは、「酒田港ににぎわいを作りたい、酒田の宿泊施設の不足を補いたい。飛島に渡るための宿として活用してほしい」と、思いを語った。 現在、サカタントと同じ9月2日のオープン日を目指して準備を進めていて、年間の稼働率は5割を目指すという。 (さくらんぼテレビ)
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