脇阪寿一監督（2014年12月2日撮影）

＜スーパーGT第7戦＞◇決勝◇20日◇大分・オートポリス 　GT500クラスは、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra（関口雄飛／中山雄一組）が4年ぶりの優勝を果たした。23号車MOTUL AUTECH Z（千代勝正／ロニー・クインタレッリ組）が2位、3号車Niterra MOTUL Z（高星明誠／三宅淳詞組）が3位。 　トップチェッカーを受けた39号車の中山は「チームのみんなで勝ち取った勝利」と笑顔。関口も「ラッキーなだけではなく、実力で勝てた。満足している」と誇らしげだった。 　39号車の脇阪寿一監督は「エンジニアもドライバーもメカニックも、プライドを捨てて、貪欲に頑張った。特にドライバー2人は、走りに気持ちがこもっていた。それが勝因」と、4年ぶりの勝利の喜びをかみしめていた。 　GT300クラスは、88号車VENTENY Lamborghini GT3（小暮卓史／元嶋佑弥組）が第2戦富士に次ぐ今季2勝目を挙げた。 　土曜日に行われる予定だった予選は悪天候のため日曜の朝に行われた。決勝レースはクラッシュが相次ぎ、セーフティーカー（SC）が4回出動。最後はSCランのまま時間切れとなり、チェッカーが振られた。