下北沢の物件人気にかげり…新たに候補に上がるのは?2025年最新の住宅トレンド5選
「家じまい元年」で自宅・実家の売却が増加
2025年は、団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になり、国民の5人に1人が後期高齢者になる。こういった事情を背景に、家じまい(自宅売却)を検討したり、子供が実家を売却したりするケースが目立ってきている。 しかし、検討し始めたものの「家族の意見が決まらない」「家の片付けが終わらない」などの理由で、家じまいに踏み切れないケースも多い。 ただ、自宅や実家を放置すると、固定資産税や都市計画税だけでなく、建物の維持管理コストも発生する。さらに相続後3年を経過すれば、3000万円の税額控除が適用されなくなるという時間的制約もある。もし家じまいを検討しているなら、2025年こそはきちんと向き合ってみるのもいいかもしれない。
暮らしの上で意識したい「デコ活」
デコ活とは、環境省が提唱している新しい国民運動だ。2050年のカーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、脱炭素(Decarbonization)でエコ(Eco)を実現することを呼びかけている。 デ:電気も省エネ断熱住宅(住環境で脱炭素)、コ:こだわる楽しさエコグッズ(省エネ家電・LEDなど住設備でエコ)、カ:感謝の心食べ残しゼロ(フードロス対策)、ツ:つながるオフィステレワーク(環境負荷の少ない働き方)など、3分野13種類のデコ活アクションが設定されている。 住宅にまつわるトピックとしては、省エネ給湯器や節水水栓の使用、太陽光発電といったアクションが挙げられる。
羽石友香