来春の秋田知事選に猿田和三副知事が出馬表明 「柔軟でスピーディーに対応する県庁運営」
任期満了に伴う来春の秋田県知事選で25日、猿田和三副知事(61)が無所属での立候補を表明した。 4期目の佐竹敬久知事(77)は今期限りの引退を明言しており、すでに自民党の鈴木健太県議(49)が同党を離党して無所属での出馬を表明した。選挙は来年3月20日告示、4月6日投開票の予定。 秋田市出身の猿田氏は慶応大卒業後に県庁入りし、産業労働部長などを経て令和3年から副知事。佐竹知事は後継者を指名しないが、事実上の後継となる猿田氏は「県政は継続が必要。だが私の軸足で柔軟でスピーディーに対応する県庁を運営する」と明言。 そして「デジタル社会に対応するデータセンターや関連産業を誘致し、若者の意見を聞く未来会議を設置。副知事の1人は女性を起用する」などと訴えた。