【Bリーグ決勝】広島が初戦のリベンジ!エバンスが復活の16得点、山崎稜が3P4本含む14得点と躍動。決着は第3戦へ<DUNKSHOOT>
5月26日、横浜アリーナにてBリーグの年間王者を決める「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」第2戦が行なわれ、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに72-63で勝利。前日の借りを返し、1勝1敗でシリーズをタイに持ち込んだ。 【動画】広島が逆転勝利で第3戦に持ち込む!チームを盛り立てた山崎の長距離砲 この日は初戦のリベンジを誓う広島が先制パンチ。第1戦で7得点と不発に終わったドウェイン・エバンスを中心に11-3のスタートを切ると、ゾーンディフェンスを織り交ぜた守備も機能し、第1クォーターを21-14で終える。 だが王者・琉球も黙っていない。第2クォーター開始からヴィック・ロー、牧隼利の3ポイントなどで点差を詰めると、残り6分54秒にはアレン・ダーラムの長距離砲で25-25の同点に追いつく。前半は一進一退の攻防が続くなか、終盤にローの3ポイントで抜け出した琉球が34-30と逆転して折り返した。 勝負の後半、先に主導権を握ったのは琉球。開始から9-2のランでこの日最大の11点リードを奪う。一方の広島もエバンスの3ポイントを皮切りに反撃に転じ、第3クォーター残り4分26秒には山崎稜の3ポイントで2点差に迫る。さらにエバンス、中村拓人の連続得点で逆転に成功し、48-47と1点をリードして最終第4クォーターへ。 勢いに乗る広島はラスト10分もベンチメンバーを中心にリードを広げると、残り5分以降は山崎の3ポイント、エバンスから中村のレイアップ、エバンスのジャンパーで突き放して勝負あり。最後は23歳の司令塔、中村の3ポイントでとどめを刺し、初戦のリベンジを果たした。 広島はエバンスが16得点、6リバウンド、5アシスト、山崎が5本中4本の3ポイントを沈めて14得点、中村が13得点、3アシストをマーク。3ポイントはチーム全体で61.1%(11/18)の成功率を記録した。 対する琉球はこの日はアウトサイド陣が振るわず。ローは9本中4本を沈めて16得点をあげたものの、初戦で計9本の3ポイントを決めた今村佳太、岸本隆一の2人は各1本ずつで計12得点。チーム全体では34本中10本で成功率29.4%にとどまった。 勝った方がチャンピオンとなる運命の第3戦は、28日(火)19:05にティップオフとなる。 構成●ダンクシュート編集部
【関連記事】
- 【Bリーグ決勝】琉球が攻守で圧倒し連覇へ王手!今村、岸本が3ポイント9本成功の計29得点とチームを牽引<DUNKSHOOT>
- 【Bリーグ決勝】「激アツの試合展開、臨場感すごかった」キングコング西野亮廣も大熱狂「それにしてもBリーグ熱い」
- 【Bリーグ決勝】広島に先勝した琉球ファンが大盛り上がり「あと1つ! ちばりよー!」「GO! GO! キングス」「明日で決めてほしい」
- 「入ったらいいなあ(笑)」”ミスター・キングス”岸本隆一が要所で貴重な3ポイント連発! 史上2度目のV2へ「僕たちはより良いバスケットができる」【Bリーグ決勝】
- 「我らの頼れるエース」琉球・今村佳太、最多15得点の活躍にファン熱狂「苦しい時に決めきるのはさすが」「やっぱりバスケって面白い」【Bリーグ決勝】