chocoZAP、フィットネスジム初の高速道路に出店 SA・PA専用の料金プランを導入
RIZAPグループが運営するコンビニジム「chocoZAP」が、高速道路においてフィットネスジム初となる1号店を、東名高速道路の日本平PA上りに5月頃オープンすることがわかった。長時間運転の多い高速道路で、新たなリフレッシュの場を提供。健康の面から「物流の2024年問題」など、労働環境の改善にも努める。 【画像】東名高速道路日本平PA上りにオープンする「chocoZAP」店舗内イメージ ◆SA・PA専用の料金プランを導入 ドライバーだけでなく、近隣住民の運動習慣にも寄与 NEXCO中日本と中日本エクシス、RIZAPが連携協定を本日7日に締結。サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に「chocoZAP」を設置し、高速道路の利用者や近隣住民が気軽に運動できる場として設置。会員以外でも気軽に利用できるSA・PA専用の料金プラン(都度払い880円税込/15歳以上~90歳未満)も導入される。長時間運転のリフレッシュになることを目的とし、運転疲れの回復、運動不足、ストレスの解消など、休憩の質を向上させるとともに、「健康増進」に寄与するものとしている。 NEXCO中日本は、「chocoZAPは短時間利用で運動ができるので、SA・PAでの休憩の際にもご利用いただきやすいものと考えています。また、日本平PAは周辺に住宅地もございますので、近隣住民の皆さまにも習慣的に運動できる場としてお気軽にご活用いただきたい」とアピールする。 同所は、一般道側からも立ち寄りが可能なエリアとなっており、市中の店舗同様にトレーニングマシンやマッサージチェアなどを設置し、体を動かしてリフレッシュすることを中心としたサービスを提供。日本平PA上り店舗では、セルフエステや脱毛といった予約を要する美容関連などのサービス展開を予定していない。今後は、利用客のニーズを基に滞在時間などを考慮した上で、両社でサービスを検討していく。 また、2号店の出店も視野に入れ、商業施設の屋外にある緑地部分などを利用し、コンテナやトレーラーハウスでの出店も検討している。