阪神高速3キロあおり運転し金属パイプ投げつけた疑い、44歳を逮捕
大阪市内の阪神高速環状線であおり運転をしたとして、大阪府警は19日、大阪府河南町一須賀の自称電気工事業、生駒啓(ひらく)容疑者(44)を道路交通法違反(妨害運転)容疑で逮捕し、発表した。「よく覚えていない。相手にやられたからやり返した」などと述べているという。 高速道路交通警察隊によると、生駒容疑者は5日午前2時すぎ、阪神高速環状線を車で走行中、府内の50代男性が運転する車を大阪市浪速区から中央区にかけて約3キロにわたり追い回したり、前方に割り込んで減速したりしたうえ、道路上で停車させた疑いがある。 こうした行為の間、停車させた男性の車に対し、持っていた金属製のパイプを投げつけた疑いもあるという。男性にけがはなかった。 発端は、道路中央付近に停車していた生駒容疑者の車に対し、後続の男性がクラクションを鳴らしたことだったとみられるという。府警は生駒容疑者が激高してあおり運転を始めたとみて調べている。(宮坂知樹)
朝日新聞社