「在学中にデビューできるとは思ってなかったので、非常に楽しみです」

“インターンレスラー”鈴木翼

　DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL」を開催した。世界初の試みとなる“インターンレスラー”鈴木翼が3月17日、後楽園での旗揚げ27周年記念興行でデビューすることが発表された。 　鈴木は学生プロレス団体・一橋大学世界プロレスリング同盟（HWWA）で「“母の子”マザコンキッド」のリングネームで活躍している現役大学生プロレスラー。昨年1月29日の後楽園、同年3月12日埼玉・所沢航空記念公園ではDDTでの試合出場を経験している。今回インターンシップ（主に学生が就業前に企業などで就業体験をすること）としてDDTで継続的に試合に出場し、一定期間の活動後正式に入団するかどうか本人と団体間での協議の上決定することになる。 　第2試合終了後、リング上であいさつした鈴木は「在学中にデビューできるとは思ってなかったので、非常に楽しみです。学生プロレスの3年間でやってきたことがどこまで通用するか楽しみです。（目指すレスラーは）ハイフライヤーが好きなので、飯伏幸太選手、丸藤正道選手とか尊敬しているので、そういうレスラーになっていければいいかなと思います」とコメント。 　今後はDDTでデビュー後も、学生プロレスラーとしても並行して活動していく意向だという。