BE:FIRST、高校サッカー選手権決勝戦を盛り上げる チャレンジを続けてきた7人が押す背中
1月8日に『第102回全国高校サッカー選手権』の決勝戦が国立競技場で行なわれる。同大会の応援歌には、BE:FIRSTの「Glorious」が起用されており、当日にはBE:FIRSTが応援歌ライブを行なう予定だ。「Glorious」は、「人から見たら笑われそうな夢や、自身が思い描く未来に向かって我武者羅に前に進むことの尊さ、そして“足跡の数を誇ろう”とその努力を讃える、その瞬間の勝者に対しても敗者に対してもリスペクトを捧げた作品」(※1)。BE:FIRST公式YouTubeチャンネルには、「Glorious -Live from 2nd Anniversary YouTube Live-」、「Glorious -Special Movie-」などがアップされており、11月6日の配信リリース日から、『第102回全国高校サッカー選手権』を盛り上げてきた。 【画像】仲良い雰囲気が魅力のBE:FIRST この作品を通して見えてくるのは、BE:FIRSTが人々の背中を押す存在であることではないだろうか。というのもBE:FIRST自体が絶え間なくチャレンジを続けているグループだからだ。そのため、歌詞が彼ら自身と重なる部分も少なくない。「Glorious -Special Movie-」では歌唱するメンバーの後ろに努力をしてきた7人のリアルな映像が流れており、それがさらに楽曲の説得力を高めている。彼らはデビュー以降一気にスターへの階段を登ってきた。しかし、その陰には想像を絶するほどの努力があるはずだ。その努力を積極的に口に出しているわけではないのだが、こうしたコンテンツから感じ取れること、常に確固たるクオリティのパフォーマンスを見せてくれていることから、日々チャレンジを続けていることが伝わってくる。
チャレンジを続けるBE:FIRSTだからこそ伝わる歌詞
そもそも、彼らの始まりはチャレンジの連続だった。BE:FIRSTが結成されるきっかけとなったのは、オーディション『THE FIRST』。同オーディションではアーティスト活動をほぼしたことがなかったメンバーたちが、アーティストになるために初めてのことにチャレンジし続けていた。だからこそ〈瘡蓋になってた 不安や失敗にも/僕等ならさ 胸を張れるよ〉、〈これ以外なかった 精一杯だった/だから僕等ここで出会えた〉という歌詞もフィットするのだろう。 結果、7人はメンバーの座を射止めたが、同オーディションは蹴落とし合うのではなくコミュニケーションを重ねることでお互いの成長を助け合う趣旨のオーディションであった。そのため、脱落してしまった仲間への思いも強い。だからこそ〈いつか共に輝くその日を待ってる〉、〈結果だけじゃ無い 切磋琢磨の火花を今灯して〉といった歌詞もBE:FIRSTが歌うことで説得力が増しているのだろう。 そして、同曲は作曲にMANATOとJUNON、作詞にLEOが参加。様々な経験を積んできているがゆえに、リアルかつ多くの人が共感できる作品を作り上げられている。結成から現在までの軌跡、そして当初誰も想像していなかった奇跡を見せ続けてくれるBE:FIRST。そんな彼らだからこそ、在り方や姿勢に共感し、勇気づけられ、励まされる人も多いのではないだろうか。現在、『第102回全国高校サッカー選手権』公式HPでは「Glorious」に合わせたダンス動画を募集している。集まった動画でスペシャルムービーが制作されるそうで、それも応援歌ライブを盛り上げる一因になりそうだ。応援歌ライブでは、『第102回全国高校サッカー選手権』に携わる人だけでなく、視聴者をも勇気づけてくれるに違いない。 ※1:https://befirst.tokyo/discography/digital-single/glorious/
高橋梓