ロシアによるウクライナ侵攻から3年 小さな命を救うために奮闘する人々を追った“希望”のドキュメンタリー 映画『⽝と戦争 ウクライナで私が⾒たこと』
ウクライナで動物の命を救おうと奮闘する⼈々を追ったドキュメンタリー映画『⽝と戦争 ウクライナで私が⾒たこと』。この度、本作の公開日が決定し、あわせて、予告映像とポスタービジュアルが公開された。 本作は、ドキュメンタリー映像作家・⼭⽥あかね監督が約3年にわたりウクライナに通って取材した「⽝と戦争」の記録。2022年2⽉から始まったロシアによるウクライナ侵攻。その約1ヶ⽉後にウクライナへと向かった⼭⽥監督は、⼩さな命を救おうと世界中から駆けつけた⼈々と出会う。そんな中、ひとつの動画をきっかけに、キーウ近郊の地域で起きた⽝をめぐる「ある事件」を知ることになる。 この度公開された予告映像では、侵攻直後のウクライナを捉えた映像や戦場の⽝たちのために奮闘する⼈々、そして“ボロディアンカの悲劇“と呼ばれる事件の真相を探る様⼦が、東出昌⼤のナレーションとともに収められている。映像は、泣きながら⽝の名前を呼ぶ声とともにカメラを⾒つめる⽝たちの映像で始まる。続けて、爆撃の様⼦や広場を埋め尽くす戦死者を表す国旗が戦争の悲惨さを物語る。 隣国ポーランドからウクライナに⼊国した⼭⽥監督は、様々な分野で動物の命を救うために活動する⼈達への取材を敢⾏。ウクライナのIT企業の代表は、飼い主と⽝をつなぐIDを開発、無償で提供し、野良⽝へも⼿を差し伸べる。ポーランドの動物愛護団体「ケンタウロス財団」は、侵攻直後ウクライナとの国境近くに臨時シェルターを設営し⽝と猫を保護。イラクやアフガニスタンに従軍していた元・イギリス軍兵⼠は、退役した後、動物救助隊「BREAKING THE CHAINS」を⽴ち上げ、戦地や最前線で動物を救い出す。 そして、ウクライナ・キーウのシェルターでボランティアとして⽝の世話をしていた⼥性たちが語るのは “ボロディアンカの悲劇”について。「不安な⽇々でした」という⾔葉に重ねて、誰もいないシェルターや空の⾷器が並んでいる様⼦が映し出される。本編には“戦うこと”ではなく“救うこと”を選んだ⼈々の覚悟の⾔葉が紡がれていく。 映画『⽝と戦争 ウクライナで私が⾒たこと』は、2025年2月21日(金)より全国公開。
otocoto編集部
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