【パドレス2－5マリナーズ】＠T－モバイル・パーク

打っては本塁打、守っては本塁打キャッチを見せたフェルナンド・タティスJr.（MLB Advanced Media）

　日本時間9月12日、パドレスは敵地T－モバイル・パークでのマリナーズ2連戦の2戦目を迎え、7回表一死までパーフェクトに封じられるなど2対5で敗戦。ダイヤモンドバックスに抜かれ、ナ・リーグ西地区の3位に転落した。マリナーズは首位アストロズとのゲーム差を3.5に縮め、先発のブライアン・ウーが8勝目（2敗）、4番手のアンドレス・ムニョスが20セーブ目を記録。パドレス先発のマイケル・キングは5回4安打3失点（自責点1）で9敗目（12勝）を喫し、松井裕樹は登板機会がなかった。 【動画】パドレスのフェルナンド・タティスJr.が16号ソロを放つ 　パドレスは3回裏にエラー絡みで一死満塁のピンチとなり、カル・ローリーのタイムリーで先制点を献上。二死後、ルーク・レイリーにもタイムリーを浴び、0対3とリードを広げられた。打線はマリナーズ先発のウーの前に6回までパーフェクトに封じられ、6回裏にはJ・P・クロフォードのタイムリー二塁打でさらに2失点。7回表一死からフェルナンド・タティスJr.が完全試合阻止の16号ソロを放つなど2点を返し、7回裏にはタティスJr.がランディ・アロザレーナの本塁打をもぎ取る好プレーを見せたが、2対5で敗れ、2連戦を1勝1敗で終えた。 　今日はダイヤモンドバックスがレンジャーズに大勝したため、パドレスはダイヤモンドバックスに抜かれて地区3位に転落。ワイルドカード争いでも首位から2位に後退した。ワイルドカード争い3位のメッツと1.5ゲーム差、4位のブレーブスと2.5ゲーム差という状況であり、プレーオフ進出に向けて安全圏とは言えない。レギュラーシーズンの最後にはドジャース、ダイヤモンドバックスとの同地区対決6連戦が待ち構えているが、最後の最後までヒリヒリした戦いが続きそうだ。