【ロスジェネ世代】40代・50代までにいくら貯めればいい? 「貯蓄1000万円」未満の世帯割合は?
40代・50代のロスジェネ世代は、これからどれだけ貯蓄すればいい?
それでは、これから先、老後に向けてロスジェネ世代はどれだけ貯蓄していけばいいのでしょうか。総務省統計局の家計調査報告によれば、2022年次の2人以上の世帯における貯蓄額の平均は、世帯主が60歳から69歳の世帯で2458万円、70歳以上の世帯では2411万円です。 このことから、定年時におおよそ2400万円から2500万円程度の貯蓄があることを目標にしていけば、標準的な生活を送ることができると考えられます。 なお、定年時には退職金が支給される方もいらっしゃいます。家計調査において、貯蓄額の平均が60代から大幅に増えているのはこのためでしょう。あと10年20年で目標額まで貯蓄するのは無理だ、と思う方は、自身の退職金についても考慮してみましょう。
まとめ
ロスジェネ世代の貯蓄額の平均は、夫婦世帯で1000万円から2000万円ほどとなっており、貯蓄1000万円未満の世帯は割合としては少ないようです。 ロスジェネ世代においては、50代のうちに2000万円を目標にためていきたいところです。そして将来的に、70代で貯蓄2400万円程度を目指すことができれば、統計上、一般的な資産状況を維持することができるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況 総務省統計局 家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)貯蓄の状況 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部