大谷翔平、8試合ぶりマルチ安打…右前打に中前打、ロイヤルズ先発左腕ラガンズから復調を印象づける快打を連発
◇14日(日本時間15日) ドジャースーロイヤルズ(ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で出場。6回先頭の第3打席でこの日2本目の安打となる中前打をロイヤルズの先発ラガンズから放ち、6月5日のパイレーツ戦以来、8試合ぶりのマルチ安打を記録した。1回1死での第1打席は遊ゴロに倒れていたが、4回1死での第2打席でチーム初安打となる右前打を放っていた。 ロバーツ監督は試合前、大谷の不振は脱出したかとの問いに「そう思う。強い打球も増えているし、体調的にも良くなっている。いい兆候が見える」と説明。5月中旬に左太ももを痛めたことが、大谷が思っている以上に不振に影響したかと聞かれると、「そうだとしても驚きはない。選手はけがを深刻に捉えたくないものだけど、けがによってスイングに影響が出ることはある」と話していた。 ロイヤルズの先発は、26歳左腕ラガンズ。昨季途中にレンジャーズから移籍。今季は試合前まで4勝4敗、防御率3.08の成績をマークしていた。今季はそれほど左腕を苦手としていない大谷だが、速球派の左腕から復調を印象づけるマルチ安打を記録した。
中日スポーツ