皇居で大綬章親授式 天皇陛下「人々のため尽くしてきたことに感謝」
秋の叙勲の大綬章親授式が6日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。天皇陛下は、旭日大綬章に選ばれた元連合会長の古賀伸明さん(72)、元環境相の小沢鋭仁さん(70)ら計4人に勲章を手渡した。 【写真】大綬章授与式後、受章者らにおことばを述べる天皇陛下=2024年11月6日午前11時1分、皇居・宮殿「松の間」、代表撮影 親授式には米国の元サイバー軍司令官ポール・ミキ・ナカソネ氏とアラブ首長国連邦の元外相、ラーシド・アブダッラー・アル・ヌアイミ氏も出席し、天皇陛下から旭日大綬章を受け取った。式後、天皇陛下は受章者を前に「長年、それぞれの務めに励まれ、国や社会のため、また人々のために尽くしてこられたことに感謝いたします」などと日本語と英語でねぎらった。さらに親授式で受章者を代表してあいさつした古賀さんのほうに歩み寄り、「どうぞこれからもお体を大切に」などと言葉をかけていた。(中田絢子)
朝日新聞社